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フルカラーボッサ

美しさの原形としての色。

macOSスクリーンセーバ

世界中から色を集めて、シャッフルして眺めてみよう。それは人間にとっての美しさの原形の記録集になるのではないか。英語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、チェコ語、ポルトガル語。そして日本語。世界中の色を七百色。それらの色を次々と変えながら、シンプルなタイポグラフィで色の名前を表示していく。色の美しさを最大限に引き出すために、装飾は最小限に、展開も淡々と。

インストールについて

ダウンロードしたdmgファイルを開き、.saverファイルをScreen Saversフォルダにコピーしてください。「システム環境設定>デスクトップとスクリーンセーバ」にて表示をカスタマイズすることが可能す。

設定パネルでは様々な表示のカスタマイズが可能です。Textでは英語と日本語を、Backgroundでは背景を南国風と東洋風から選べます。

奇跡の瞬間としての色

太陽の光が偶然にも地球に届いているおかげで、生命が誕生し、その生命に視覚という感覚をもたらすきっかけともなりました。光がなければ生命は触覚や嗅覚でしか世界を把握できなかったでしょう。太陽の光が地球に届くまで分秒。その後、光は私達の視覚と認識を通じて、色として知覚される。その数はざっと一億以上。広大な宇宙の中での小さな出会い。そう考えると色というのは不思議でとてつもなく稀な現象です。
そして色の名前は、もしかすると、そうした奇跡の瞬間を心に止めようとする手がかりとして生まれたのかもしれません。すなわち色は、光と人間の奇跡の記憶。

バージョン

文化の履歴としての色

利休茶、琥珀色、勿忘草色、群青色、猩々緋。ムーンライト、スプリンググリーン、フォーゲットミーノット。世界には沢山の色があります。当然のことですが同じ色でも言葉が変われば名前も変わりますし、色の名前の数も各地域でばらつきがあります。これは風土や文化が影響してくるのだと思いますが、南国と北国ではだいぶ色に対する意識が違うのではないかと思います。その中でも特に日本の伝統色は特異です。色の名前があまりにも多すぎるのです。淡く繊細な色への感覚はまるで詩や小説のようにも感じられます。
たとえば「栗皮茶(くりかわちゃ)」という茶色があるのですが、ほとんど同じような色で「雀茶(すずめちゃ)」という名前を持った色もあります。名前が変わると、色に対する印象もだいぶ変わり、全く別の色ではないかと感じるほどです。おそらく日本人は色そのものを見るのではなく、名前という意味を通した上で、色を「情緒」として感じていたではないでしょうか。

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